診療科
放射線科は放射線診断科と放射線治療科の大きく二つの分野に分けられます。放射線診断科は更に画像診断部門とIVR部門に分けられます。画像診断部門ではCT検査、MRI検査および核医学検査の画像による診断がなされます。IVR(Interventional Radiology)部門では血管撮影装置でカテーテルを用いて血管経由で塞栓術や拡張術あるいは血管を通さないで膿瘍を排液するドレナージによる治療が行なわれます。
放射線治療は外科手術、抗がん剤を用いた化学療法とがん治療の三本柱の一端を担っています。リニアック装置を用いて制御された放射線を高精度に人体に照射して治療を行ないます。単独あるいは他の治療を併用してがんを完全に治す事を目的に行なう根治的放射線療法と例えば骨転移による痛みの症状を軽減するための緩和的放射線療法があります。
医師、看護師、放射線技師、事務とチームを組んで診療業務を行なっています。
放射線診断部門ではCT装置が2台、MRI装置が2台、核医学装置が1台で稼働しています。CT装置は一台は320列のマルチスライスCTです。従来のCT装置より一回で広範囲に撮像でき、さらに精細な画像がえられるため循環器内科での検査のための血管撮影を減らし、すぐに治療に移行できるようにしています。
MRI装置は1.5Tと3.0T(テスラ)の高磁場で診断を行なっています。核医学検査ではSPECT検査が行なわれ、IVR部門でも肝がんや緊急の出血などを中心に塞栓術が行なわれています。
放射線治療は2024年にVarian社製True beamが導入されました。治療前の画像と治療するときの画像を重ね合わせて微調整できる画像誘導放射線治療(IGRT)強度変調放射線治療(IMRT)、定位放射線治療が可能になりました。
常勤
砂川 好光
すなかわ よしみつ
役職
常勤嘱託
放射線治療科部長(診療科主任)
専門
放射線治療専門医
博士号・認定医等
非常勤
篠﨑 美緒
しのざき みお
役職
嘱託医師(治療)
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
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診断 | 塩山 (午前) |
塩山 (午前) |
石原 (午前) |
石原 (午前) |
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治療 | 砂川 (午前) |
篠﨑 (午前・午後) |
砂川 (午前) |
砂川 (午前) |
都合により診察担当医を変更することがあります。
以下は、各診療表の凡例となります。
赤字 | 院長・名誉院長・副院長・診療部長を示します。
青字 | 非常勤医師を示します。
《》 | 専門外来も兼ねています。