検査部

検査部は、臨床診断・経過観察などのために正確で迅速な報告が求められています。私たち検査部は24時間体制で、必要な時に直ちに対応できる検査態勢を敷き、臨床ニーズに対応できる検査部を目指しております。

現在、外来において診察前に採血すれば、診察時にはその検査結果をもとに診察が受けられます。

業務紹介

検査部業務は大別して検体検査、輸血検査、生理検査、細菌検査、病理検査から構成されています。

検体検査部門(一般・血液・免疫血清・生化学検査)

採取された血液・尿・便などの検査を行います。

  1. 緊急対応 ・・・ 24時間365日、緊急時に対応しています。
  2. 迅速対応 ・・・ 外来患者さんに対しては診療までにデータが揃っているように受付後迅速に結果を出し、各診療室にてコンピュータ画面上でデータ 表示されます。前回値との比較も可能です。 (外来診察前予約検査)
  3. 精度管理 ・・・ 外部精度管理・内部精度管理・機器点検を行い、より精度の高い検 査結果報告を目指しています。
    外来採血業務も臨床検査技師が担当し、できる限り患者さんをお待たせしないよう努めております。

輸血検査部門

安全な輸血療法を提供すべく全自動輸血検査システムを導入し行っています。

生理検査部門

受付は15生理検査・超音波・内視鏡センターとなります。生理検査は、患者さまのからだを直接しらべる検査です。心電図や脳波などからだの生理的反応や機能を測定します。検査の目的によって様々な検査があります。受付後、検査ごとに順番で呼ばれますので、待合でお待ちください。(予約制となっている検査もあります。)

主な検査項目
  1. 心電図検査心電図検査ベッドに仰臥位に寝て安静にしてもらい、両手首・足首に4ヶ所(四肢誘導)、胸に6ヶ所(胸部誘導)の電極を付け記録します(標準12誘導心電図)。その他、行っている心電図検査
    1. 運動負荷心電図
    2. ホルター心電図
  1. 肺機能検査肺機能検査マウスピースを咥えて息を大きく吸って吐いてしてもらい、肺の大きさなどを調べます。検査できる項目
    1. 肺気量分画測定
    2. フローボリュームカーブ
    3. 機能的残気量測定
    4. 肺拡散能力検査
    5. クロージングボリューム測定
  1. 血管検査(血圧脈波検査)血管検査(血圧脈波検査)ベッドに仰臥位に寝てもらい、両側上腕と両足首に血圧測定のカフ、両手首に心電図の電極、胸部に心音マイクロフォンを装着し、四肢血圧、心電図、心音図を同時に記録します。足関節上腕血圧比(ABI)と脈波伝搬速度(PWV)を同時に測定します。
  1. 脳波検査 【検査時間60分】脳波検査 【検査時間60分】脳波検査は大脳の神経細胞の電気活動を記録する検査です。頭に電極を付けた状態でベッドに仰向けに寝ていただき、頭に電極をつけ、目をつぶってもらい記録します。小さなお子さまは眠った状態で検査します。
  1. 運動負荷試験 【検査時間30分】運動負荷試験 【検査時間30分】運動負荷試験は、心電図と血圧モニターを装着してトレッドミルというベルトコンベアーの上を歩いていただく検査です。徐々に運動の強さを上げていき、血圧や心電図の変化をみていきます。
  1. 筋電図検査・神経伝導検査筋電図検査・神経伝導検査筋電図検査は、細長い針を筋肉に刺して筋肉の異常やその筋肉を支配している神経の異常を調べます。神経伝導検査は、皮膚の上から電気刺激を与え、皮膚の中を通っている神経に刺激を与えて神経の状態を調べます。
  1. 聴力検査聴力検査ヘッドホンをつけた状態で、いろいろな音の聞こえる最も小さな音の大きさを調べます。通常は、左右の気導聴力と骨導聴力を測定します。その他、行っている耳鼻咽喉科学的検査
    1. 標準語音聴力検査
    2. チンパノメトリー
    3. 耳小骨筋反射検査
    4. 耳音響放射(OAE)検査
    5. 補聴器適合検査
  1. その他の検査
    1. 終夜睡眠ポリグラフィー(PSG検査・簡易PSG検査)
    2. 皮膚潅流圧測定(SPP)
    3. 尿素呼気試験
    など

超音波検査部門

超音波検査は、検査プローブをからだにあてて画像をみながら各臓器に異常がないかを調べる検査です。調べる臓器は、心臓、腹部、乳腺、甲状腺、頸動脈などがあります。検査は予約で行っています。

受付は15生理検査・超音波・内視鏡センターとなります。

細菌検査部門

細菌種同定・薬剤感受性試験・結核菌検査などを行っています。

MRSA統計・病棟別上位検出菌報告・細菌情報を発行して院内感染対策に貢献しています。

病理検査部門

  1. 病理組織検査
    手術や内視鏡でとられた臓器の塊を標本にして顕微鏡で検査します。 結果は通常、生検(内視鏡でとられた小さい組織)の場合は組織採取日を含めて2日から数日かかります。手術で摘出した大きな組織は1週間程かかります。診断が難しい標本はさまざまな方法で調べるため結果を出すまで数週間もかかる場合もあります。
  2. 術中迅速診断
    手術中にすぐに病気の種類や範囲を知りたい場合、組織を凍結したあと薄く切り、染色して顕微鏡で観察、診断します。通常20分以内で診断可能です。
    この診断判定には、術中細胞診の情報も重要となります。
  3. 細胞診
    組織をこすって(擦過)採られた細胞や、尿などの液状検体中の細胞をスライドガラスに塗って染色し、顕微鏡で一個一個の細胞を観察することによって検査します。細い針で病気の部位の細胞を吸い取って検査する方法もあります。主にガン細胞があるか否かを観察します。
  4. 病理剖検
    病気でなくなられた患者さんが実際にどのよう病気であったのかを調べるための解剖です。原則的に24時間臨床医の求めに対応しております。 臨床病理カンファレンス(CPC)は年数回開催され、生前診断と最終病態について、臨床医と討論の場となります。

認定資格等取得状況

臨床検査に携わる場合、臨床検査技師の国家試験に合格し免許を取得しなければなりません。

この免許の他に、各種学会等で認定資格試験が行なわれており、自分たちのスキルアップのためにチャレンジしております。

細胞検査士   4名
糖尿病療養指導士   4名
認定臨床微生物検査技師   1名
感染制御認定臨床微生物検査技師   1名
認定輸血物検査技師   1名
超音波検査士(消化器領域) 日本超音波医学会認定 4名
超音波検査士(循環器領域) 日本超音波医学会認定 3名
超音波検査士(健診領域)   1名
超音波検査士(体表臓器領域)   2名
生殖補助医療胚培養士   2名
緊急臨床検査士   2名
二級臨床検査士(病理学)   3名
毒物・劇物取扱者   3名
特定化学物質及びアルキル鉛等作業主任者   1名
健康食品管理士   1名