産婦人科

産婦人科の外来診療予定表

  1. 近隣からの紹介も多く、地域周産期母子医療センターとして、地域の中核の役割を担っております。
  2. 夜間および休日も、緊急の事態に備えて、人員を確保しています。

産科

  1. 年間約520例の分娩を取り扱っています。
  2. 小児科との連携を密にし、地域周産期母子医療センターとして、母体搬送の受け入れ、合併症妊娠、切迫早産、胎児異常など、ハイリスク妊娠に対する高度な医療を行っています。
  3. 助産師による保健指導、母乳外来を行っておりお産に関する不安や悩みに対して相談に乗っています。
  4. ご本人のご希望があれば、助産師外来での妊婦健診やバースセンターでの分娩も行っています。
    (ただし、一定の条件を満たしている方に限ります。)
  5. 産科外来のご案内
  6. 産科病棟のご案内
  7. バースセンターのご案内

婦人科

  1. 良性疾患
    (子宮筋腫.卵巣腫瘍.子宮内膜症.月経困難症.過多月経.月経不順.骨盤臓器脱.感染症など)の精査治療を行っています。
    1)  手術は開腹手術のみならず、腹腔鏡手術・子宮鏡手術・腟式手術など患者さんの病状やご希望に合わせて最善の治療が選択できるように致します。
    2)  当院ではからだにやさしい婦人科手術を行っております。
    腹腔鏡:創が小さいので早期の退院が可能です。
    子宮鏡:腟から子宮内の病変を摘出するので、腹部の創もなく、早期の退院が可能です。
    3)  当院では、過多月経でお悩みの方に、切らない治療「マイクロ波子宮内膜アブレーション(MEA)」を行っております。
  2. 悪性疾患の治療にも力を入れており、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんなど、すべての婦人科悪性腫瘍の患者さんを受け入れて、婦人科腫瘍専門医、がん治療認定医による最善の医療を提供します。
    1)  進行状況に合わせて、治療ガイドラインに準拠した治療を行っており 、根治目的としての拡大手術のほか、薬物治療や放射線治療なども行っています。
    2)  患者さんの体力に応じて、外来化学療法など通院で治療する体制を整えています。
    3)  緩和医療も行っており、患者さんのご希望に可能な限り応えられるよう、地域の医療機関と連携し、在宅医療を行っています。
    4)  2018年より婦人科領域で保険収載されたロボット支援下の「腹腔鏡下子宮悪性腫瘍手術(子宮体がんに限る)」と「腹腔鏡下膣式子宮全摘術」を当院でも導入しております。
  3. 思春期・更年期のトラブルについても日本女性医学学会の女性ヘルスケア専門医にも相談が可能です。
    1)  女性ホルモン(エストロゲン)の低下により発生すると考えられている更年期障害や骨粗鬆症、脂質異常症などの予防や治療を行っています。
    2)  婦人科の病気で卵巣を閉経前に摘出された方、あるいは他の病気で放射線治療や化学療法で卵巣機能が失われてしまった方の健康管理も行います。
    3)  女性の思春期では月経が始まること(初経)が大きな変化の一つです。月経に関する心配がある場合にもご協力いたします。

不妊(リプロダクション外来)

  1. リプロダクション外来では、は、不妊症の原因検索を十分に行ったうえで、生殖医療専門医による、患者さんに合わせた最適な不妊治療を行います。
  2. 当院では、タイミング指導から、必要があれば、人工授精や体外受精(顕微授精)まで、幅広い治療を提供することができます。
  3. 不育症に対しては、さまざまな検査から不育症の原因となる因子を探し、予防できる流産に対しての治療を妊娠前から行います。
  4. 生殖能力を有する年齢にあるがんや自己免疫疾患の患者さんは、化学療法や性腺(卵巣・精巣)に対する放射線暴露により、治療後に性腺機能が著しく低下あるいは消失し、その結果、不妊となり うることが知られています(妊よう性の低下・消失)。当院では、病気に対する治療の前に、ご本人の意思に基づき、男性の場合は精子、女性の場合は卵子または受精卵を凍結・保存することで、妊よう性の温存をはかっています。
  5. 生殖補助医療にかかわるさまざまな遺伝学的問題などに関するご不安に対して、による相談も可能です。

遺伝相談外来

  1. 遺伝に関連する様々な検査や相談を、臨床遺伝専門医が最善の選択ができるようお手伝い致します。
  2. 羊水染色体検査などの出生前遺伝学的検査が可能です。
  3. 着床前遺伝学的検査(PGT)に関する情報提供や遺伝相談や、実施施設へのご紹介も可能です。
  4. 血縁者にがんが多数発生している家系のうち、一部は遺伝が原因で腫瘍が発生しているのではないかと考えられています。婦人科腫瘍領域においてもこのような遺伝性腫瘍が存在し、リスク低減手術を行うことでがんの予防につながる可能性があります。当科ではこのような方々の相談にも応じております。
  5. 2023年10月から日本医学会の出生前検査認証制度等運営委員会においてNIPTの基幹施設として認証されました。
    このことにより「母体血を用いた出生前遺伝学的検査(NIPT)」の実施が可能となりました。

スタッフ紹介

白石 悟(常勤)役職統括顧問兼名誉院長兼第一産婦人科部長
専門産婦人科一般
博士号・認定医等医学博士
公益社団法人 日本産科婦人科学会 産婦人科専門医・指導医
公益社団法人 日本婦人科腫瘍学会 婦人科腫瘍専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会暫定指導医
一般社団法人 日本女性医学学会 暫定指導医
一般社団法人 日本女性医学学会 女性ヘルスケア暫定指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
母体保護法指定医
日本産科婦人科学会代議員
ICD制度協議会認定ICD(インフェクションコントロールドクター)
新生児蘇生法「専門」コースAインストラクター
臨床研修指導医ワークショップ修了
栃木県新型インフルエンザ等医療対策推進委員
慶應義塾大学客員教授
獨協医科大学臨床教授
栃木県医療費適正化計画協議会委員
栃木県医療審議会委員
栃木県救急・災害医療運営協議会委員
Intuitive Surgical社ダヴィンチサージカルシステム認定医(da Vinci Certificate)
一般社団法人 栃木県医師会 母体保護法第14条 指定医師
公益社団法人 日本医師会 医療機関勤務環境評価センターサーベイヤー
医療機関における電波利用推進協議会構成員
水口 雄貴(常勤)役職第二産婦人科部長
専門産婦人科一般、周産期、生殖医学、臨床遺伝学(出生前・着床前診断)
博士・認定医等医学博士
日本産科婦人科学会指導医・専門医
日本専門医機構産婦人科専門医
日本生殖医学会 生殖医療専門医
日本女性医学会 女性ヘルスケア専門医
日本人類遺伝学会・日本遺伝カウセリング学会 臨床遺伝専門医
母体保護法指定医
精中委マンモグラフィ検診・読影認定医
日本医師会認定 健康スポーツ医
臨床研修指導医養成ワークショップ修了
日本母体救命システム普及協議会(J-CIMELS)ベーシックコース・インストラクター、コースディレクター
日本母体救命システム普及協議会(J-CIMELS)アドバンスコース受講
ALSO JAPAN インストラクター・キャンディデイト
慶應義塾大学医学部講師(非常勤)
日本受精着床学会評議員
田中 恒成(常勤)役職第三産婦人科部長
専門産婦人科一般、婦人科腫瘍学
博士・認定医等医学博士
日本産科婦人科学会専門医・指導医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
Intuitive Surgical社ダヴィンチサージカルシステム認定医(da Vinci Certificate)
臨床研修指導医養成ワークショップ修了
福田 紫穂(常勤)役職医師
専門
博士・認定医等
阿部 雄志(常勤)役職医師
専門
博士・認定医等
谷本 ひかり(常勤)役職医師
専門産婦人科一般
博士・認定医等
東 いぶき役職医師
専門
博士・認定医等
明石 一浩(非常勤)役職嘱託医師
岩田 卓(非常勤)役職嘱託医師
小川 誠司(非常勤)役職嘱託医師
玉井 順子(非常勤)役職嘱託医師
松沢 優一(非常勤)役職嘱託医師
吉政 佑之(非常勤)役職嘱託医師
金子 奈穂美(非常勤)役職嘱託医師
白石 慧(非常勤)役職嘱託医師
柿沼 裕樹(非常勤)役職嘱託医師