予防接種について
適応年齢は10歳以上
小児科 |
10歳~15歳(中学生まで) |
産婦人科 |
16歳~ |
接種回数は3回
|
初回 |
2回目 |
3回目 |
接種日 |
起算日 |
1ヶ月後 |
6ヶ月後 |
産婦人科 |
18,000円 |
15,000円 |
15,000円 |
●診察料・消費税を含む
予約方法
予約受付 |
電話または受付窓口までお越しください。 |
連絡先 |
0287-23-9979 |
受付時間 |
平日 15:00~16:30(予約変更含む) |
- 接種3回分の予約をしていただきます。
- 当院の小児科・産婦人科に通院中の方は、受診の際外来スタッフにご相談ください。
- 予約の際、氏名・生年月日・住所等をお尋ねいたしますが、目的(診療情報管理)以外に情報を使用することはございませんのでご容赦ください。
子宮頸がん予防ワクチンとは?
子宮頸がんは20代~30代で急増します。
- 子宮頸がんは初期の段階ではほとんど自覚症状がないため、しばしば発見が遅れます。
- 子宮頸がんは20代~30代で急増しています。
- 日本では年間約15,000人の女性が発症していると報告されています。

子宮がんは発がん性HPVの感染が原因です。
- 発がん性ヒトパピローマウィルス(HPV)は性行為により感染しますが、特別な人だけが感染するのではなく、多くの女性が一生のうちに一度は感染するごくありふれたウィルスです。
- 発がん性HPVには15種類ほどのタイプがあり、その中でもHPV16型、18型は子宮頸がんから多くみつかるタイプです。

発がん性HPVは一度排除されても、何度でも感染する可能性があります。
- 発がん性HPVは感染しても多くの場合、感染は一時的で、ウィルスは自然に排除されますが、感染した状態が長い間続くと数年から十数年かけて前がん病変(がんになる前の異常な細胞)を経て子宮頸がんを発症することがあります。
- 一度排除されたとしても繰り返し感染してしまいます。

発がん性HPV16型、18型の感染を防ぐワクチンがあります。
- 子宮頸がん予防ワクチン(サーバリックス)は、すべての発がん性HPVの感染を防ぐものではありませんが、子宮頸がんから多くみつかるHPV16型、18型の2つのタイプの発がん性HPVの感染を防ぐことができます。
- サーバリックスを接種しても、HPV16型及び18型以外の発がん性HPVの感染は予防できません。また、サーバリックスは接種時に発がん性HPVに感染している人に対して、ウィルスを排除したり、発症している子宮頸がんや前がん病変の進行を遅らせたり、治療することはできません。
- 上記のようにサーバリックスの接種時にHPV16型や18型以外の発がん性HPVに感染している人に対して、十分な予防効果は期待できませんが、HPV16型と18型の両方に同時に感染している可能性は低く、HPV16型に感染している人でもHPV18型への予防効果が、HPV18型に感染している人でもHPV16型への予防効果が期待できます。また、発がん性HPVに感染している人に対してサーバリックスを接種しても症状の悪化などは報告されていません。
- ワクチンを接種した後も、すべての発がん性HPVによる病変が防げるわけではないので、早期発見するために子宮がん検診の受診が必要です。市町村が実施する公的子宮頸がん検診は、20歳以上を対象として2年に1回の受診間隔で実施されますので、定期的に受診しましょう。気になることがありましたらすぐにワクチンの接種を受けた医療機関にご相談ください。
ワクチン接種後も、定期的に子宮頸がん検診を受けましょう。