【リクルート】院長ご挨拶

【リクルート】医療機関の方へ

院長ご挨拶

那須赤十字病院 院長

河本 俊介

マイタウン・
マイホスピタル
地域に根ざし、ともに歩み、
心ふれあう病院に

当院の基本理念として皆さんに信頼される
より良い病院を目指して参ります。

このたび、那須赤十字病院の院長を拝命いたしました河本俊介です。昭和24年の創設以来、栃木県北地域の中核を担ってきた当院の重責を引き継ぐにあたり、地域の皆さま、ならびに関係機関の皆さまに謹んでご挨拶申し上げます。

150年の「人道」を、この地の揺るぎない安心へ

日本赤十字社は、2027年に創立150周年という大きな節目を迎えます。1877年の創設以来、「いかなる状況下でも人の生命と尊厳を守る」という不変の人道理念は、私たちの医療の原点です。現在の地に移転してから来年で15年となりますが、私たちはこの節目を、単なる通過点ではなく、地域の皆さまと共に築いてきた「信頼という資産」をさらに深化させる新たな出発点と位置づけています。

「強く、支え、そして続く病院」への挑戦

私は、これからの当院が目指すべき姿を三つの言葉に込めました。

強く:高度急性期・高難度医療の推進

栃木県北唯一の三次救命救急センターとして、24時間365日「受けるべき患者さんを確実に受け入れる」という“断らない救急”を、持続可能な形で実践します。高度医療を組織として推進し、がん診療や循環器・脳血管障害における地域最後の砦としての機能をさらに磨き上げてまいります。

支え:地域を「面」で守るネットワーク

高度な専門性を発揮する一方で、へき地診療や実践的な災害医療・災害救護にも注力し、医療アクセスが困難な地域に対しては、医療側が先制的に介入する「プロアクティブな地域医療」の実現を目指したプロジェクトを推進します。これは、従来の受け身の医療から一歩踏み出し、地域に必要な医療をこちらから届けていく新たなモデルとなる取り組みです。
また、災害医療においては、平時からの実践的な訓練と体制整備を重ね、有事の際にも確実に機能する医療体制を構築し、地域の命を守る最後の砦としての役割を果たしてまいります。地域の医療機関との密な連携を通じて、地域全体で患者さんを支える「地域完結型医療」をより盤石なものにしてまいります。

続く:持続可能な組織基盤の確立

病院は重要な社会インフラであり、未来へ確実に引き継がれなければなりません。そのために、DX(デジタルトランスフォーメーション)を強力に推進し、全職種における業務効率化と医療の質・安全性の向上を図ります。これは単なる効率化ではなく、医療安全を高めると同時に、職員のバーンアウトを防ぎ、誇りを持って働き続けられる環境を整えるための取り組みです。
さらに、経営基盤の安定化と福利厚生の充実を図り、職員を守ることが、ひいては地域住民、そして栃木県全体の安心を守ることにつながると考えています。

目指すのは、「専門性」と「誠実さ」の両立
医療は、特定の職種だけで成り立つものではなく、多職種が連携して初めて成立するものです。私は職員に対し、「それぞれの分野で高い専門性を持つプロフェッショナルであると同時に、患者さん一人ひとりに誠実に向き合う医療人であれ」と伝えています。
その実践として、私たちは次の三つを大切にします。

  1. 説明責任を果たす
    忙しい状況であっても、短い時間であっても対話を大切にし、患者さんとご家族が理解し納得できる医療を提供します。
  2. 断らない姿勢
    専門や立場にとらわれず、まず受け止め、「できない理由」ではなく「どうすれば最善か」を考えます。
  3. 最後まで関わる
    他職種や他医療機関へつなぐ際も責任ある橋渡しを行い、患者さんにとって最も適切な医療へ導きます。

本当のプロフェッショナルは、技術か人間性かのどちらかを選ぶのではなく、その両方を高い次元で実現する存在です。私たちはその両立を追求し、「この病院に来てよかった」と感じていただける医療を提供してまいります。

マイタウン・マイホスピタル

「地域に根ざし、ともに歩み、心ふれあう病院に」。この理念のもと、当院が地域の皆さまにとって「自分の街の、大切な病院」であり続けられるよう、全職員が一丸となって取り組んでまいります。

新体制となった那須赤十字病院に、今後とも変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。