呼吸サポートチーム

呼吸サポートチーム(RST)とは

呼吸サポートチーム(Respiration Support Team:RST)は主に人工呼吸器を使用している患者さんを回診し、人工呼吸器から早期に離脱出来るようサポートするチームです。医師、看護師、理学療法士、臨床工学技士が人工呼吸器の設定や呼吸ケアに関すること、リハビリテーションに関することなど、それぞれの専門知識を持ち寄り、最善の人工呼吸器管理ができるように活動しています。

呼吸サポートチームメンバー

医師 5名(救命救急部、呼吸器内科、循環器内科)
看護師 10名(集中ケア認定看護師、呼吸療法認定士、感染管理認定看護師)
理学療法士 5名(呼吸療法認定士)
臨床工学技士 8名(呼吸療法認定士)
その他 薬剤師、管理栄養士、医療安全管理者が適宜加わります。

活動内容

①RSTラウンド
毎週火曜日と金曜日に人工呼吸器を使用している患者さんや酸素療法を行なっている患者さんを回診します。主疾患の治療状況や全身状態から、人工呼吸器の離脱やより良い呼吸管理を提案できるよう努めています。

②医療スタッフへの教育・情報提供
医療スタッフに対する教育として人工呼吸器や呼吸管理に関する研修会を年に3回開催しています。また、呼吸管理に関する様々な情報を適時発信し、周知徹底に努めています。

③人工呼吸器関連肺炎の発生状況の把握
人工呼吸器関連事象のサーベイランス(監視・調査)を行ない、人工呼吸器に関連した感染症の防止に努めています。

④委員会の開催
院内の呼吸ケアに関する事や人工呼吸器に関連したマニュアルの作成、新しい医療備品の導入についての話し合いを行なっています。